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ベゼル表面に施された6カ所のファセットが特徴的なローマン・ゴティエのラグスポ「コンティニュアム チタン エディション ツー」

ローマン・ゴティエは、エディション ワンに続いて発表の「コンティニュアム チタン エディション ツー」 で、さらにいっそう自信に満ちた個性をブラックチタン製のケースとダイヤルで表現した。モダンで若々しいデザインによってローマンの自由な創造力を映し出しているこのスーパーコピー時計は、17年以上にわたるブランドと製造の発展を通して獲得したノウハウの結晶である。

コンティニュアム チタン エディション ツー

「本質は技術にあり、スタイルはカジュアルに、そして精神は自由に」のフリーダムコレクションの考えから、コンティニュアムが誕生したと言える。そのコンセプトは、連続したつながり(continuum)や時間や空間における連続性(continuity)、広い意味での継続性(continuity)を意味している。

ローマン・ゴティエはセカンドエディションにもチタンを選び、繊細な赤のアクセント、色と質感の絶妙な選択の結果、時代を超 えたデザインに仕上がった。“コンティニュアム チタン エディション ツー ”は世界限定38本である。ムーブメントブリッジには「1 OF 38」と刻印される。

特徴的なベゼル形状

コンティニュアムのベゼルは、これまでのローマン・ゴティエの時計では見られなかった初めてのフォルムだ。ベゼルはまず ラウンドシェイプに加工され、丸みのある面が作られる。次にベゼル表面の6 か所にまっすぐなカットを入れて、平らな6 つのファセットを生み出す。このファセットにポリッシュ加工をして光を反射させることによってベゼルに光沢をもたらす一方で、残りのサテン仕上げ部分が光を和らげる。これと同様のファセット加工は時計裏面のサファイアアクリスタルの周囲にも再現されている。

この時計を製造する間、ローマンにとって常に明らかだったのは、ケースはムーブメントと調和すべきだということ、しかも現代的で整っている必要があるということだった。さらに設計に際して快適さや人間工学、素材の選択を 十分に考え、その結果ケースはすべてグレード5 ブラックチタンで作られた。同様にグレード5 ブラック チタンで作られたダイヤルは製品に一貫性を与え、連続性の意味を思い出させる。というのも、時刻表示を完結させてしまうような円がダイヤル上どこにもないからである。

ジュウ渓谷の代表的なフィンガーブリッジ

ローマンの生まれ故郷、ジュウ渓谷の時計製造の歴史では代表的なフィンガーブリッジが特徴。ブリッジはそれぞれ水平に構成されており、「階段状」の形を成している。この効果はムーブメントにボリューム感と奥行をもたらすだけでなく、ブリッジが文字通り歯車やテンプの上で、切れ目なく流れているような感覚を与える。それぞれのブリッジの外側のエッジは二重の面取りが特徴だ。また、ブリッジのフラット面とルビー周りは一段高く縁取りされておりへアライン仕上げになっている。この縁の内側には、ローマン・ゴティエの工房にいる手作業仕上げのスペシャリストが特別な手彫りの技術を使い、全くのオリジナルで小さな窪みをたくさん彫り込んだような独特の質感を生み出した。ブリッジの下にあるムーブメントのメインプレートには手作業でフロスト加工を施している。

印象的な装飾はブリッジやメインプレートだけに留まらない。ローマンのトレードマークである、面取り加工されたリングを繋げた形状のスポークが特徴の歯車やラチェットホイールには、円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)が施され、クリックやスネイルカム、ローマンのもうひとつの特長でもあるS 字型の溝を持つスクリューは美しいポリッシュ仕上げで磨かれている。また、主ゼンマイを収めた香箱の蓋は素晴らしい渦巻状の模様(スネイリング)で装飾されている。コンティニュアムの調速機構は、わずかにカーブしたアームを持つテンワ、極小の目盛が付いた偏心の補正ねじと最大剛性のために三角形状になったアンクル と、ローマン・ゴティエらしい特徴を備えている。


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